鬱病生活記

 表紙
 目次
 はじめに
 第一章

 第二章

 第三章

 第四章

 第五章

 第六章

第六章 三度目の入院をして

1.再々入院とその後

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【また入院していました】

(久々の更新になります。
いく人からの方々から、「近況はどうなのでしょうか?」と言った内容のメールを頂き、再度このサイトを更新しようと思いました。メールを下さった方、ありがとうございます。)

2011年になってから、派遣ではあるが仕事が見つかり、社会復帰をすることができた。
しかし、再度同居をした彼から「やっぱり一緒にはなれない。」と通告され、一気に気力がなえてしまった。
これが丁度再同居が始まって1年くらい経ってからのこと。
また、会社での人間関係にも疲弊しており、状態は非常に良くなかった。
自傷行為を行いそうになった為、2012年の1月から入院をした。
ちなみに、入院先の病院は、これまでと違うところにした。
これまで2度入院した病院は、あまり職員の対応が良くなかったので、自主的に違う病院を選んだ。
約3ヶ月程入院していた。これまでは1ヶ月弱だったが、今度はじっくりと治そうと思って、それなりの期間を費やす事にした。
2012年の春頃に退院して、彼とは別れまた独り暮らしとなった。
会社も辞めたが、幸い、健康保険組合の傷病手当金というものが支給されているので、今は何とかそれで食いつないでいる。

じっくり治そうと思って長期の入院をしてみたものの、全く回復には程遠い。
入院中は自傷行為等も行わず平穏にしていられたが、最近また気持ちの不安定が出てきた。
殆どどこにも出かけることが無く、自宅に引きこもり状態であり、時々気が狂いそうになる。
いっその事、死んでしまえばと思う事は最近増えている。

2011年に仕事を始めたのがきっかけで、平日通院できないので、土曜日の診察のある医師に主治医に変わった。
前の主治医は、当初の事から私の状況を知っていたので今の私があまり良い状態ではないことが分かるだろうが、今の主治医は、特に私の状態が悪いとは思っていないらしい。
通り一遍の処方をして「はい終わり」といった感じである。
先日も、あまりに気持ちが不安定だったものだから、診察予定日でも無いのに受診しに行ったが、特別薬を処方する訳でもなく、いつもの薬を1週間分だけ出して終わりだった。
私も、もっとオーバーに訴えれば良いのかもしれないが、「状態が悪いです」としか言いようが無く、後は、主治医の言う事に「ハイ」と答えるだけで終わってしまっている。

とりあえず、家の外に出る用事を作ろうと、今度、近くの病院で行っているデイケアと言うものに参加する事になっている。
正直、あまり期待はしていないが、引きこもり状態が、幾分かは緩和されるであろう。
あとは、この精神の不安定さがどうにか改善できれば良いのだが・・・。


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