|
太陽のtransform!!
(トランスフォーマー スーパーリンク OP)
歌・きただにひろし
作詞・桑原永江 作曲・剣持満 編曲・中川幸太郎
叫べよGO WOW! 強く変われ
宇宙にGAN GAN! 突き進め
(Fight!!) トランスフォーマー
これはもう言うことナシな、きただにひろしの魅力をフルに堪能できる一曲。 Aメロはのっけからこれでもかと力強いシャウト、Bメロは明るく爽快なメッセージソング調に、そしてサビではまたシャウト全開とうかつに真似してカラオケで歌うとキーの高さもあいまって死にそうになりますわ。
しかし今年も相変わらずアニソン自体のパイは増えていく一方で、いわゆるオーソドックスな主題歌はこのトランスフォーマーと戦隊シリーズを残すくらいに。 以前、地方のヒーローショーで子供が「シークレット カクレンジャー」をさっぱり歌えなかった現場を目撃したこともあって、せめてジャリアニメくらいはベタな主題歌を貫いていただきたい。(は)
○試聴 (Neowing)
未来への約束
(超変身コス∞プレイヤー ED)
歌・亜波根綾乃
作詞・わたなべもも 作曲・青野ゆかり 編曲・有坂光弘
Glowing My Soul 必ず 走りきって見せる
迷いの先には 答えが潜むから
Shining My Heart 勇気を一滴握り
信じる想いを 誓うよ未来への約束(プロミス)
『くるみ』『花右京』『りぜる』と毎度良い歌を出してくるmoeの枠だが、今年は数出した割には地味目で、ちょっと一休みか?エース佐橋俊彦も今回はイマイチ。まー今回はOPが地上波では放映されなかったので、作る方もやる気出なかったか。
しかし、やはり1曲は出してくる。この曲は良かった。ハードなギターがなるマイナーメロディのロックで、亜波根綾乃の低音強調のややハスキーな声がなかなか印象的で、アニソンの割には「歌」としての強度を感じる曲になっている。亜波根綾乃はアサヤン出身の歌手で今までアニソンは歌ったことがなかったが、このコスプレイヤーを始め、『LOVELOVE?』『ヒットをねらえ!』とmoeの三部作のEDを全て歌い、華々しい(?)アニソンデビューとなった。アサヤン出身と言えば、松澤由美を思い出さずにはいられない訳だが、高音よりも中音低音を中心にしたボーカルと、マイナーメロディへのハマリ方に似たようなものを感じる・・・この人にも頑張ってもらいたいですな。
しかし、この歌に乗る映像は大量の半裸の女の子でして、歌まで耳に入ってくるかどうか・・・。(P)
○試聴 (Jbook)
BON VOYAGE!
(ONE PIECE OP4)
歌・BON-BON BLANCO
作詞・PANIPARD 30 作曲・大島こうすけ 編曲・大島こうすけ
BON BOYAGE! 眩しい光を目指して
僕らのキラメキは沈まない太陽
行こう ひとかけらの勇気 広げて
未来へのシッポ ちょっと見えたよ
これは本当の昨年の曲なんだろうけど、紹介が間に合わなかった(発売自体は今年1月)。かつて田中公平からFolder5に曲が主題歌が変わってもワクワク感はOPに残っていたように、ワンピースはとにかく作品が持っているイメージが強烈で、派手な曲調なら何でも自分の色に染めてしまえるという作品。そこに置いてBON-BON-BLANCOのこの曲は、ラテンリズムをどかどか鳴らしながら爆走する、もう前に進むことしか考えてないという若さ爆発の曲。そのリゾートちっくな曲調とワンピの海洋イメージがばっちりマッチして、まさに胸が高鳴るOPだった。しかも、ひたすらアッパーなだけじゃなく、サビ前のメロディーとかちょっとフックがあって、ボク好み。(P)
○試聴 (Official)
明日のBlue wing
(光と水のダフネ-DAPHNE IN THE BRILLIANT BLUE- OP)
歌・小枝
作詞・畑亜貴 作曲・大島こうすけ 編曲・大島こうすけ
愛しさが止まらない こぼれる涙受け止めて
出会うために 目覚めたの
抱きしめた想い出は 揺れながら風に吹かれて
明日へのBlue wingに 生まれ変わる
これまた映像の印象が強烈なアニメで、裸の方がまだ恥ずかしくないだろうという珍奇な前貼りコスチュームで女が戦うアクション作品。キャラデザも独特で、イロモノ色強烈。しかしまあ、こんな作品なのに、OPEDともに曲はよかったのだなぁ・・・。
OPは非常にアニソンらしいテクニカルで翳りのあるメロディを持ったアップテンポチューンで、サビはかなりときめく。しかしまあ、映像に目が釘付けで全然曲が入ってこないけど。この曲も上と同じ大島こうすけ・作曲。大島こうすけというのは今まで大してアニソンをやっていなかったが、立て続けに良い曲を出してきて今後注目だね。元WANDSですよ、WANDS。ビーイングにはアニソン界にかなりの負の貢献してるから、こういうところでどんどん還元してもらいたいっすな。
EDの方はCooRie(めぞん一刻好きらしい)の歌うスロー曲で、これまたaikoのような湿ったメロディーとストリングが印象的な切ないポップ・バラード。今年はいつもなら見逃してしまうようなスローな曲に良い曲が多かった。今年のベスト曲は例年になくED多し。『美鳥の日々』のEDとかもよかったなぁ。(P)
○試聴 (Neowing)
DANZEN!ふたりはプリキュア
(ふたりはプリキュア OP)
歌・五條真由美
作詞・青木久美子 作曲・小杉保夫 編曲・小杉保夫
your best! my best! 生きてるんだから 失敗なんてメじゃない!
笑う門に福来るでしょ! ネガティブだって ブッ飛ぶぅ〜!
命の花 咲かせて!思いっきり〜 もっとバリバリ!!
プリキュア プリキュア プリキュア プリキュア
プリティでキュアキュア ふたりは プリッキュア〜!
『ナージャ』は『どれみ』の熱気を引き継げず低迷、あっさりと終わってしまったが、その後の『プリキュア』は(特にネット方面で)大爆発。しかし、OPはなあ・・・。曲は『三つ目がとおる』の流用曲で、オーソドックスな佳曲であるのですが、映像の作画を含めたトータルなクオリティは、前の2番組の素晴らしさを思うと偉くサムいものでややガッカリしたものです。ただ、この番組はとにかく男共の盛り上がりがものすごかったので、これはとりあえずリストに挙げておかないといけないだろうと。(P)
曲としてはむしろ渡辺宙明の挿入歌「キュア・アクション」の方が、特撮ヒーローソングライクなノリとプリキュアらしいポップなタッチとのコラボレーションで、非常にインパクトありましたな。 もう一曲の挿入歌「プリティー・エクササイズ」ともども、久々に女の子向けのアニソンで宙明節を堪能できました。『どれみ』でも名挿入歌「魔法でチョイ^2」などを歌っていながらこれまでマイナーだった五條真由美も、これで一気にメジャー入りか?(は)
特捜戦隊デカレンジャー
(特捜戦隊デカレンジャー OP)
歌・サイキックラバー
作詞・吉元由美 作曲・宮崎歩 編曲・京田誠一
Ready to go 銀河の果てまで追いかけてゆく
魂(ソウル)の血潮でアクセル踏み込む
Ready to get 5つのパワー合わせ向かうところ敵なし
静かな地球(ほし)を取り戻すために
さあ Get up! チャンスだ wow ジャッジメント! 決めるぜ
特捜戦隊デカレンジャー
近年の戦隊主題歌では最高でしょ、これ。しーはつさんが昨年のトランスフォーマーで早速名前を挙げていたサイキックラバーですが、今年は戦隊に登場。今回は自作曲ではなく、作曲・宮崎歩。スピーディー、パワフル、メロディアスの3拍子揃った曲を、YOFFYが爽やかに歌う。こんだけエナジー溢れているのに、全然暑くない。この軽さがいい。メインコーラスの後に、更にスピードアップしてもう一つのキメに入る2段ギアのサビがちょ〜気持ちいい(今年ゆかりの恥ずかしい言葉)。
しかし、カラオケじゃ原調で歌うのはきついね、こりゃ。EDも良作で、ささきいさお御大がビッグバンドサウンドをバックに『ミッドナイト デカレンジャー』をお得意のプレスリーボイスで暑苦しく決める。ともに映像もよくマッチしていて、デカレンは今年最高の主題歌のセットになった。(P)
○試聴 (Columbia)
ふたりだから
(恋風 ED)
歌・伊藤真澄
作詞・畑亜貴 作曲・伊藤真澄 編曲・伊藤真澄
小さなポットには 大好きな気持ち ゆらゆらと
いい香り乗せて いつも待っていた この時を暖めて
ふたりだからわかること 言葉じゃなくて
微笑むだけ 願うだけ 静かな空へ
明日もまた会えるよね 静かな空で
『あずまんが』でのブレイクなんのその、全く変わらないペースで主題歌を細々書き続ける伊東真澄。ピアノが奏でるシンプルなバックに、相変わらずの矢野顕子声で優しく心を包んでくれます。デフォルメされた夕焼けの砂浜をゆるゆると人が歩いていく映像ともピッタリ。兄と妹の禁断の関係をものすご執拗なまでに描いた作品の、重たい気持ちをスーッと緩和する癒しEDでありました。(P)
○試聴 (Neowing)
夏色のカケラ
(この醜くも美しい世界 ED)
歌・石田燿子
作詞・くまのきよみ 作曲・渡辺剛 編曲・渡辺剛
「抱キシメテ…」
ささやいた その時 あなたはどうする?
あやふやな やさしさなんか いらない
予感は一瞬で 真実になるから
この熱い季節に
なんつーかねー、もう恋をしてるのでしょうか、ボクは。
石田燿子が歌ってるというだけで、何だか良い曲に聞こえてくる訳なんですよ。もちろん、この曲は曲的にもいいんだけど。昨年の傑作「真実の扉」と同じような、ちょっと前のJPOP的な明るく軽くアップテンポな曲。ピョンピョンと弾むような曲調で、それをこういう声で歌うと本当にスカっと爽やかだねぇ。コメットさん辺りの魔法少女ものとかの主題歌にしたらピッタリだと思うけどなぁ。
こないだミスドで何となく、アニソンの女性歌手を飲み物で分類してみたことがあって↓
ハイナチュラル
ナチュラル
↑
ニュートラル
↓
ソフト
↓
アルコール
↓
ハイアルコール
|
ミネラルウォーター(硬水):新居昭乃
ミネラルウォーター(軟水):デビュー時の坂本真綾、岡崎律子
蒸留水:大杉久美子、石田燿子
水道水:-
アクエリアス:坂本真綾、伊藤真澄
チェリオ:桃井はるこ
チェリーコーク:林原めぐみ
発泡酒:米倉千尋
ビール:奥井雅美
清酒:堀江美都子
焼酎:angela、ALI Project
メチルアルコール:宮村優子 |
まあ、かなり大ざっぱな表なんだけど、石田燿子のナチュラルさってのは、初期真綾ちゃんのような"売りのある"素朴さでもなく、新居昭乃のような音波的なものでもなく、コロムビアプロパーの歌手(ミッチ以外)に通じるような・・・歌のお姉さん的な感じがあるんだ。何のギミックもない歌い方、ギラギラした野望も感じない、ただ歌を歌っている。それ以上の意味はまるでない。この作為のない(ように見える)イメージが、ボクのハートを捉えるのですな。そして2004年は、遂に田中公平を迎えて「女神さま」のOPで大ブレイク!・・・・のはずだったんだがなぁ・・・うーん。(P)
○試聴 (Jbook)
ケロッ!とマーチ
(ケロロ軍曹 OP)
歌・角田信朗、いはたじゅり
作詞・もりちよこ 作曲・沢田完 編曲・沢田完
ケロッ!ケロッ!ケロッ!
いざ進め〜ッ 地球侵略せよ〜
ケッケロッケロ〜!
傘持って出かけた日にはいつも晴れ
ガンオタポストモダンマンガ『ケロロ』が朝の枠で始まったのには多少驚いたが、まあ『マリア様がみてる』も朝でやってるから、別にいいのかな。元々吉崎観音は可愛い絵柄とちょっといい話をベースに持っているので、朝に持ってきても子供番組としてそれなりの体裁を保っていた。サンライズ制作で作品の柱であるガンダムネタも使えたしね、しかしまあ、もう一つの柱であるエロはどうにもならないが。
それにしても、この曲は非常に良くできた曲だった。チープな進軍マーチに乗せて、マッチョマンと少女がずっこけたあるあるネタを歌う。へっぽこ地球侵略、ガンダム、ネタ、少女と全ての要素が作品内容に対応していて、まさに完璧な主題歌と言えるだろう。いはたじゅりちゃんは昔ポケモンのEDを歌った時はまじで子供だったが、順調に成長し、この曲ではリアルな少女声を聞かせてくれる。EDの『アフロ軍曹』にはモー娘中興の祖ダンス☆マンが降臨、相変わらずの印象的なディスコチューンを放っている。これら主題歌のCDにはそれぞれカラオケのレクチャーが付いていたりして、凝った作りになっている。ノベルティ色の強い作品だけに、作品周辺の作りにも余念はなかった。(P)
○試聴 (m-serve)
火の鳥
(火の鳥 ED)
歌・中島美嘉
作詞・湯川れい子 作曲・内池秀和 編曲・冨田恵一
消えそうに とぎれとぎれに
祈るその声が 聞こえる
闇の中で もう 独りじゃない
大丈夫 愛する力は永遠
ボク的に、2004年のベスト主題歌。去年、『ガンダムSEED』のEDで中島美嘉をリストアップしたが、あれは序曲にしか過ぎなかった。あの時の"「SAYONARA」を彷彿”はあくまで例えでしかなかったけど、この曲はまじで「SAYONARA」と同列で語ってもいいぐらいの宇宙的叙情が広がる名曲だと思う。
テレビアニメ版『火の鳥』はOPEDともに、NHK『サンデースポーツ』のテーマでお馴染みの内池秀和が作曲を担当。企業作曲家だった内池氏はアニメ主題歌は初めて。しかし、OPEDともに『火の鳥』の世界にバシッ!とあった世界を用意。OPは雄大で流れるようなオーケストラのインストで人間の業世界を綴ったCG映像を彩り、EDはうって変わって静かなバラード。電子音のアルペジオとトレモロが強烈にかかったシンセがマンガさながらのわかりやすい宇宙感を創出。そこに流れる中島美嘉の浮世離れしたヴォーカルは、あたかもコスモゾーンのささやく声のようですよ。そのスペーシーでロマン溢れる曲調はテレビ主題歌にはもったいないぐらいで、80年代の大作アニメの劇場版でも使えそうな「格」を備えた名曲であった。『ブラックジャック』の大塚愛とはそれこそ天文単位の隔たり。(P)
○試聴 (Official)
ENGAGE!!!ゴーダンナー
(神魂合体ゴーダンナー!!-SECOND SEASON- OP)
歌・堀江美都子、水木一郎
作詞・桑原永江 作曲・渡辺宙明 編曲・渡辺宙明
戦えゴーダンナー! 撃ち抜けブレイカーシュート
二人なら叶わない夢は無いと誓った
貫けゴーダンナー! 決めろファイアソウルブレイカー
いつだって君と行く 聖なる絆が光に召される日まで
うーん、これは入れるほどでもないかなーと思ったのですが、映像が好きだったので、入れちゃいました。少なくとも、曲的には前のシリーズの串田アキラのOPよりは良い。前のシリーズではEDを歌っていた堀江美都子と水木一郎による、もう何曲目かわからんデュエット曲。まあ、ダンガイオーの「CROSS
FIGHT!」そのものなんですが、あれよりはやや良い曲だと思う。なんだかんだいって、ミッチと兄貴のデュエットってのは何遍聞いてもなお魅力があるし。テーマが「夫婦で戦う」という番組だったので、映像ともバッチリ合ってて楽しかった。なにより、木村貴宏の絵がエロいし!つうかここまでエロ強調されると、他の部分観れないっす。もうエロアニメでいいんすけど。
しかし、この曲、妙に水木一郎の声が衰えて聞こえるのが気になりますが。ミックスの具合でそう聞こえるならいいんですが。もうお年ですからねぇ。(P)
inside your heart
(MADLAX ED)
歌・FictionJunction YUUKA
作詞・梶浦由記 作曲・梶浦由記 編曲・梶浦由記
寂しさの轍を辿って 一人きりで行けるかな
もう一つ向こうの丘へ
さよならの背中見送って 君が君に出会う為のStory
今静かに始まる
個人的にはSEE-SAWはブレイク曲『.hack//SIGN』の「Obsession」以来、あんまり心に引っかからなかったのですが、作曲担当・梶浦由記がドカーンとやってくれた。このMADLAXではOPEDの両方の作曲を担当、自分のユニット・FictionJunction
YUUKA(See-Sawとの違いはよくわからん。どういう棲み分けになってんだろ)でその叙情的なメロディーを全開で披露。
EDは昨年の『クロノクルセイド』のED「さよならソリティア」に似たハイソかつ幻想的なバラードだが、こちらの曲はボーカルの音域が広い分、よりドラマチックで、感動的に仕上がっている。アレンジといい、メロディといい、ある意味注文通りというか、こちらが付いて欲しいツボをわかっていうような曲で、聞いていて非常に気持ちが良い。Aメロから徐々に音が上がっていき、サビの後半で一番高いところに抜けていくメロディーラインは、雲海のなかを彷徨っていて急に空が開けたようなカタルシスがある。壮麗さとセンス、そしてアニソン的叙情を味わえる名曲。(P)
○試聴 (m-serve)
大好きだよ(Into Your Heart)
(ToHeart-Remember my memories OP)
歌・谷咲ナオミ
作詞・ジョー・リノイエ 作曲・ジョー・リノイエ 編曲・ジョー・リノイエ
大好きだよ
この想いは届いてるかな 笑顔は答えてくれるかな
流れてゆく時を越えて 歩いてゆこう
Send my love to you into your heart
昨年、PEROさんが触れていたエロゲ原作アニメは今年になっても減るどころか最初っから双方メディアミックス的に展開する勢いで、もう書店に行ってもアニメ誌とエロゲ誌に同じタイトルが並んで見分けつかないような状態に。
そんな中、『2』の発売に合わせて(この業界の常で、どんどこと発売日が延びていきましたが)か再アニメ化された『To
Heart』の主題歌は、なんと作詞・作曲まるごとジョー・リノイエ。 一般曲はもとより、アニソンでも名曲「YES,I WILL...」を残したジョー・リノイエらしく詞もメロディーラインも超叙情路線で、自らがプロデュースした谷咲ナオミの負けず劣らず情感のこもったボーカルとともにスキのない傑作となりました。(は)
○試聴 (animate.tv)
リライト
(鋼の錬金術師 OP4)
歌・ASIAN KUNG-FU GENERATION
作詞・後藤正文 作曲・後藤正文 編曲・Asian Kung-Fu Generation
消してリライトして くだらない超幻想 忘られぬ存在感を
起死回生 リライトして 意味のない妄想(そうぞう)も
君の成す言動力 全身全霊をくれよ
全部のOPEDとか見てると言いながら、全ての番組を本気でチェックしていることはない。ゴールデンタイムの番組なんかは「タイアップだから」と最初から鼻くそをほじりながら見ているというのは否めない訳で。別に曲が悪いとかそういうことではなくて、既にイメージが確立しているアーティスト達が歌うタイアップ曲は作品の空気との間に有機的な関係を作りにくく、お互いが分離しているように聞こえるんだ。ジュリーがヤマトの曲を歌ったような、作品とアーティストの間の関連性への気配りが『名探偵コナン』にあるってのかい?
しかし、それは底の浅い断定であった。アニメマンガ好きの女性の話を聞いてると「好きなアニソンは?」なんて聴くと「NARUTOー」とか来るんですわ。なるほど、言われてみると、ジャンプ系や女性向け少年誌(なんつー言葉や)の出自アニメと、最近の男性バンドというのは、女性ファンからのアプローチ的に非常に親和性がある。近田春夫が今のロックバンドは結局GSという断定をしていたが、今の世の中、男の集団はかわいいくてやんちゃなパッケージとして脚色されるもの。女に気に入られないことには売れない。それは最近の子供向けマンガでも同じであって、かつて男臭さの牙城であった少年ジャンプも『男塾』みたいなのは遠くに去り、ワンピやナルト、ヒカルの碁みたいなのに変わった。男達はどれほど力があっても、奔放であっても、女性の手の中に収まるものでないといけないのだ。
『ハガレン』もそういうお小姓マンガの一つであり、そういうマンガの主題歌にアジカンの曲が付くと、妙に納得してしまうところがある。その音の派手さに反してアジカンは非常に内気でコントロールされたところを感じるバンドで、少しも手に負えないところはない。むしろ母性をくすぐる感じだ。男が主人公のバトルマンガでも、楽屋に来た女を集団レイプして股に金目鯛を突き刺すような連中(レッドツェッペリン)の「アキレス最後の戦い」が流れちゃダメなんだ。三上寛なんかもってのほかだ。確かにタイアップは大半がしょーもないが、考えようによってはしっくりくる主題歌も少なからずあるのではないだろうか。少なくとも、女性の目から見たタイアップは、ボクが見るのとは全く違う世界が広がっていることは間違いない。ことに90年代以降の中心アニメは全てこの手の流れのなかにある訳で、90年代以降のアニソン史というのは女性の目から書かれるべきなのだろう。本来は。(P)
○試聴 (SonyMusic)
Shangri-La
(蒼穹のファフナー OP)
歌・angela
作詞・atsuko 作曲・atsuko、KATSU 編曲・KATSU
僕らは目指した Shangri-La
欲望は抑えきれずに
空想にまみれた 「自由」を求め続けた
今なら言えるだろう 此処がそう楽園さ
さよなら蒼き日々よ
昨年の一番星angelaは今年も勢い持続。むしろ、勢い増してる。もう出だしの「さよなら・・・蒼き日々・・・ヨォ〜〜〜〜〜!」の鼻声ビブラートから強烈で、もう自信満々ですよ。昨年の「明日へのbrilliant
road」と同路線の、トリッキーなヴォーカルスタイルを大々的にフューチャーしたハイパーパワーアニソンだが、曲的に更にパワフルになりメジャー感覚も増大。まさに期待に応えるグッドソングではないだろうか。最近はブレイクした人がその流れを継続してくれないことが多かったが、これはバッチリでしょう。
しかしまあ、ここまで強烈なキャラ性があると、この路線を延々押し通すのは大変そうではあるが。この先はどういう風になるんだろう・・・。しかし、明らかにこの人たちにしかできないものがあるので、長く続けて欲しいですね。Ali
Projectよりは引き出しのバラエティありそうだし・・・。(P)
○試聴 (Neowing)
ファフナーと言えば、個人的にゃ放送前にイメージソングとしてリリースされた「fly me to the sky」のが好みでした。ポジティブなトーンで『陽』のイメージを振りまくこの曲に対して、陰鬱な作品(前半)には「Shangri-La」が合うという判断だったのでしょうが。PEROさんも書いてる通り昨年に続いて盤石な路線で、これからも楽しみですな。(は)
○試聴 (Jbook)
Little Wish〜lyrical step〜
(魔法少女リリカルなのは ED)
歌・田村ゆかり
作詞・椎名可憐 作曲・太田雅友 編曲・太田雅友
make a little wish
転んだり 迷ったりするけれど
あなたがいてくれるから 私は笑顔でいます 元気です
めかりるうぃーっしゅ!コレ、たまたまテレビで見かけて「なんか都築真紀みたいな絵のアニメやってんな〜」って思ってたらご本人でしたよ、まんま。
本編だけでなくこのEDも、舌っ足らずな田村ゆかりのボーカルとあいまってかってのとらいあんぐるハート1・2を彷彿とさせるような、こそばゆいまでの少女趣味に溢れた曲で聴いてると身もだえしてきますわ!
エロゲソングが妙に大人しく無味乾燥になってしまった現在、こういう曲はなかなか貴重。
水樹奈々のOPも相変わらず声優離れして上手いっす。(は)
これのOPは意外と絵が動いていてちょっとビックリ。作画スタッフに梅津泰臣がいたんだよね。水樹奈々の歌にはボクも感心しました。(P)
○試聴 (Jbook)
透明シェルター
(Rozen Maiden ED)
歌・refio 霜月はるか
作詞・myu 作曲・refio 編曲・refio
遠くで聞こえる 柔らかい声が
閉ざした瞳の奥へ届くように願うよ
舞い上がる銀色の羽根 君の躯に降りそそぐ
遥か夢幻の月へ 永遠に響く旋律
やっと待ち望んでいた一大ドールブームの到来なのか?と思わせる、耽美系お気楽人形モノアニメ・ローゼンメイデン。まったくもっていつものノリなアリプロのOPは、作品的には当然のチョイスですな。それに対しEDを担当したのが、refioと同人音楽やゲームソングなどでおなじみ霜月はるか。幻想的な詞に刻まれるやさしく軽やかなリズム、そしてサビで花開く透明感溢れるハイトーンボイスが紡ぎだすこの曲は、作品の最後を飾って清冽な余韻を残しました。
『reifo』は元々ボーカルのriyaと曲のmyuのユニットでしたが前者が脱退し、この曲では霜月はるかを迎え後にふたりで新ユニット『kukui』を結成、とちょっとややこしい経緯が。riyaは後に『ノエイン』のOP、kukuiはローゼンメイデン続編のEDなどを手がけてます。最近ではエロゲー歌手に続いて、同人歌手が草の根的な支持を得てアニソンへとステップアップ(?)していくのがパターンですが、ある種アニソン歌手のインディーズ上がりとでも言いましょーか。(は)
○試聴 (TSUTAYA online)
Neko Mimi Mode
(月詠-MOON PHASE- OP)
歌・斎藤千和、Dimitri From Paris
作曲・Dimitri From Paris 編曲・Dimitri From Paris
ネコミミモード ネコミミモードでーす
ネコミミモード ネコミミモード ネコミミモード
ネコミミモードでーす
去年もそうだったけど、春の主題歌に比べて秋以降のものはどうも印象が薄い。これはマジで内容的にダメなのか、それとも聴いてるボクの問題なのかよくわからない。それにしても、下半期は『厳窟王』他3曲ぐらいしか記憶に残っていないってのは極端な話だ。
でも、一応全部の主題歌聴いたのに後半まるでリストに残らないってのは寂しいので、この曲を挙げておくことにする。一瞬だけすごく話題になったネコミミモードで〜っす。ヘロヘロしたオシャレオケに合わせて声優が萌え声で話すというフレンチ・フェロモン・ポップ。昔のジェーンバーキンや日本のプティマミの「ガールフレンド」とかのエロ系歌謡を連想させるが、今回はフレンチ・テクノ界で有名らしい人をフューチャーして見栄えを整え、『りぜるまいん』のようなむき出しのエロではなく、キッチュな出来になっております。私のしもべ〜。(P)
○試聴 (m-serve)
|