鬱病生活記
第三章 鬱病者としての日々
２．調停待ちの日記
７月３０日（木） １５：３０頃
【今日は二度寝を止められた！】
昨日の目標は、何とかクリア。今日は、二度寝せずに済んだ。最初に目が覚めて枕もとの時計を見ると９時頃。直ぐにまた眠ったらしく、次に眼が覚めたのは１０時頃だった。９時に目が覚めた時に起きていないので「やっぱり、二度寝？」という微妙な感もあるが、何時もの様にグズグズと床に蹲っていた訳では無いので、良しとする。
１０時に体を起こし、テレビを点けチャンネルを切り替えてみるも、結局、ＮＨＫのＢＳ１に落ち着く。その後、タバコを吹かしながら、暑さにもたれて数時間過ごした。お昼過ぎ、お腹が空いて来たので、一昨日作ったカレーとコーンフレークで昼食を採る。
何時も以上に早く起きたせいもあり、何もやる事が無い。「ハローワークに行け。」と言われればそれまでだが、この猛暑の中出かけるのは、非常に億劫だ。やはり、単なる“甘え”か“根性無し”と言ったところか。
昼食を終えると、結局、今日の夜明けまでやっていた音楽作成の続きをしようと思い、道具の揃っている自室に移動。セッティングを終え、いざ始めたのだが、このところ調子が悪い。全く、良い感じの音楽が出てこない。音楽作成と言っても、今のところ専ら、あれこれ使っていない機能を試したりしている感じである。
自室にはエアコンもあるので、それを点ける。流石に、５０度以上の熱を持つパソコンと一緒に居るにはこうしなければならない。私の名義で契約していない電気代なので、何にも代金を払っていない肩身の狭い立場を考えると、なるべくエアコンは使いたくないのだが、今日の様な真夏日の日中は仕方が無い。
５畳も無い小さな部屋は、エアコンのおかげで直ぐに快適になったのだが、如何せん、音楽のアイデアに関しては何にも無い。昨日まで作っていた中の格好悪い部分を取り換えるくらいで、集中力も続かなく、作業を終えてしまった。
大体、今作ってい曲は、今のところ主旋律（メロディー）が全く無い。前回は、主旋律を先におおよそ作って、他の楽器を後から付け足すような作り方をした。（ここのページのヘッダーにある『BGM０３』の話。）私の曲作りのパターンは、主旋律かコード進行を先に作り、それに後から色々と楽器を付け足すパターンなのだが、今回の作業は、全然違う。起承転結の構想も無いし、何か本当に思いつきのまま、ふしだらな感じで作っている。まあ、音楽作成ソフトを扱う練習と言った意味合いが濃厚になってきたので、自分で気に入る作品は出来ないだろう。
まだ、１６時にもなっていない。居間に戻り、タバコを一服した後、これを暇つぶしに書いている。『５時に夢中！』が始まるにも時間があるし、何をしようか・・・。
「仕事探しでもしろ！」と頭の片隅に何時もあるが、何だかそんな気になれず、ダメ人間と化している。
せめて、この日記を三日坊主で終わらなかった事ぐらいしか、自分を褒めれるところは無い。
まあ、暇つぶしの意味合いもあってやっている事なので、褒められた物でもないか・・・。
明日は、診察日。
とりあえず、活動的になる必要がある週一の行事。
そう言えば、今週の日曜日は「鬱病者の社会復帰」をテーマにした講演会がある日だ。
その日も、活動的にならなければ。尤も、私は普通の鬱病者では無いのだが。（単なる怠け者の要素が強いと言う事。）
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