鬱病生活記

 表紙
 目次
 はじめに
 第一章

 第二章

 第三章

 第四章

 第五章

 第六章

第三章 鬱病者としての日々

3.孤独に未来へ活動

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8月19日(水) 14:00頃

【ひろさんパソコン対応完了】

さて、忙しかった五日間の四日目、8月17日(月)
この日は、昨晩考えていた、「物件の下見」に行く事にしていた。
尤も、午前中に用事は無かったので、覚醒したのは12時頃。
その後、昼食を取り、一服し、シャワーを浴び、洗濯を済ませた。

そして、物件を見に家を出たのは15時頃だっただろう。
場所は、山あり谷ありの地域で、自転車で行くには結構体力が必要だった。
また、地図で完璧に経路を調べていなかったので、色々と道に迷い、人に尋ねながらも、16時くらいには現地に着いた。

「成程、マンションと言えど古くて安いだけあって、外見上は宜しくないな。でも、まあ、このぐらいなら全然平気だな。」
私は物件の外を見回しながら、そう手応えを覚えた。
また、その物件の敷地内に、これを管理しているだろう不動産会社の看板があったので、早速、そこに電話をかけてみた。
しかし、お盆休み中だったのだろう。
電話先には誰も出る事が無かったので、電話番号と、物件の住所やビル名をメモし、下見は終える事にした。

さて、まだ、時間はある。
そう思うと、この前行った、『ひろさん』の家のパソコンの対応を早く終えたくなった。
早速、『ひろさん』に電話をし、「今から、そっちに行って、この前の作業の続きをして良いか。」と聞き、了解を得ると、自転車で行けばそう遠くでは無いだろう『ひろさん』の家へ向かった。

彼女の家に着いたのは、17時くらいであっただろう。
早速、上がり込み、この前の作業の続きをする。
まずは、メールアドレスを変更しなければならない。
事前に、彼女の家が契約しているインターネットプロバイダーでメールアドレスの変更方法を調べておいたので、それ程支障も無くメールアドレスの変更を終えた。
そして、この前来てから今日までの間に届いている迷惑メールを削除した。

最後に、ハードディスクのチェックや最適化などを行い、ウイルススキャンと自動シャットダウンの設定をし、作業を終えた。

彼女と彼女のお父さんに、一通り作業内容を伝え、「そろそろ帰ります。」と言って出て行ったのが、19時過ぎだった
マンションに戻ったのは、20時頃だったろうか。


漸く、やる事を済ませた感があって、帰ってからは、少しゆっくりした。
でも、次の日もまだ用事がある。
不動産会社に連絡し、物件の内見をしたいのである。
尤も、不動産会社が次の日もお盆休み中であれば、予定は繰り越されるが。


そんな感じで、22時頃、のんびりとしていると、いつも点けっ放しのテレビから、為替の情報が耳に入ってきた。
昔(丁度、金融危機が日本に到来した頃)、FXで大損してしまったので、「もう手を出すまい。」と考えていたのだが、毎日それとなく為替の情報を耳にしていた私は、「あっ、今買いだ。」と感じてしまったのである。
そして、思い立ったら止まらない私は、早速、FX口座にログインし、タイミングを見計らって、FX取引の注文を行った。
私にとって、FXは、ギャンブルの一つだ。
そう自覚していたので、「今が買い。」と思っていても、そんなに損するようなやり方はしない。(勿論、そうなると儲けも少ないのだが。)
上手くいけば、2万円位の勝ち。下手すれば、その位負ける。
そんな感覚で、FXに手を出した私は、その日、0時過ぎに夜の薬を飲んで、3時頃眠るまで、パソコンの前で、“ソワソワした落着き無さ”を感じる事無く、為替の動きを集中して凝視する事が出来た。

ちなみに、このFXに手を出したせいで、次の日も忙しくなるのであった。


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