鬱病生活記

 表紙
 目次
 はじめに
 第一章

 第二章

 第三章

 第四章

 第五章

 第六章

第三章 鬱病者としての日々

1.閉じこもり生活

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【うつ状態でパチンコは禁物!】

私は、ひろさんと別れた後、自転車で30〜40分程度かかっただろうか。最寄りの社会保険事務所に行き、厚生年金から、国民年金に切り替える手続きを行った。少しは待たされたものの、一般的な手続きなので、それ程時間もかからず、その事務作業を終えた。

少し小銭のあった私は、久しぶりに何となく『パチンコ屋』に行きたくなた。「ニートの分際で他人から持っている金で、賭け事など。」と思いつつも、何だかひろさんと話した後の気楽さもあって、ついつい、気分転換になるだろうかと思いパチンコ屋に入た。
何故だか、こんな時にはよく出るもので、と言っても、2万円ちょっと投資したところであったか、大当りを弾く事が出来、数1千円の勝ち状態まで持って行く事が出来た。しかし、まだ、午後8時。もう少し時間を潰そうと、次の代に座ったのが間違いだった。数1千円で大当りを引いたものの、今のパチンコ台など、ろくに玉も出ないくせに、大当りして連ちゃんしている時間が非常に長い。もう元は取れているので、早く連ちゃんが終わらないものかと、非常い面倒くささと疲労感を覚えながらも、連ちゃんが終わるまで、ひたすら打ち続けていた。終わるまで2時間もかかっただろうか。それでも出たのは4〜5箱程度。もう閉店間際の午後10半頃だった。結局、1万5千円程度勝ったのだが、当たっても大して面白くも無く、それ以上に疲労感が溜まり、とても鬱病の時にパチンコなどやるものでは無いと、骨身にしみる程、自覚した。
その日は、とにかく酷い疲労感を覚え、マンションに帰った。

そして、疲労感を覚えているにも拘らず、薬を飲んでも眠気などせず、音楽のDVDを眺めながら、午後12過ぎには、床についていた。しかし、音楽DVDで何かが触発されたらしく、突然、ベースが弾きたくなって、午前1時ごろからベースを弾き始め、寝たのは結局朝方になってしまった。

何なんだろう、この生活は。極度の疲労感を覚えたにも関わらず、突然気分が高揚してベースなんぞ弾き始めるなんて。

これでまた、明日の朝(と言うか昼)の寝起きの状態が悪くなる事だろう・・・。


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